並列Fortranに関するシンポジウムのご案内(第4回)

「並列Fortranの現状と展望」
~Pythonは味方なのか?~

<開催趣旨>

好評いただいている高性能Fortran推進協議会が主催している並列Fortranに関するシンポジウム,第1回:Fortranは絶滅危惧種なのか?@理化学研究所計算科学研究機構(20158月),第2回:Coarrayは救世主なのか?@東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター国際会議室(20166月),第3回:現代化か肥大化か?@TKP品川港南口会議室(20176月)に引き続き,本年も第4回を開催致します.

 

近年,スクリプト系のプログラミング言語であるPythonが脚光を浴びており,急速に利用者数を延ばしています.また,書店には数多くのPythonに関する書籍が並び,様々なプログラミング言語ランキングでも上位にランクされています.Pythonは,可読性の高いシンプルな文法でオブジェクト指向を実現しており,また,様々な専門的な機能が既にライブラリとして公開されているため,新規のプログラム開発が容易であるという優れた特徴があります一方で,スクリプト言語であるが故に,高い性能とメモリ効率が要求される数値計算には向いていないという欠点があります.

 

そこで,数値計算のコア部分はFortranで実装し,それ以外の部分はPythonで実装するというハイブリッドシステムが考えられますので,このようなシステムについて意見交換ができればと考え,本シンポジウムを企画しました.まず,PythonからFortranコードを呼び出す実装方法について御講演していただき,次に,実際にPython+Fortranを使ったアプリの例を御講演していただきます.そして,Fortranにおける多言語とのバインディング機能について紹介していただきます.Pythonを知っている人も知らない人も,既に使ったことがある人もない人も,ぜひ御参加いただき,Fortran仕様の将来についてもディスカッションできれば幸いです.

<日程・場所>

日時:   20181212日(水)13:30 - 17:30
場所:   秋葉原UDX 6階D会議室(東京都千代田区外神田4-14-1
アクセス: JR秋葉原駅電気街口より徒歩2分
                      http://www.udx-c.jp/access.html

<主催>

高性能Fortran推進協議会 (HPFPC)

<共催/協賛>

共催:自然科学研究機構 核融合科学研究所
            理化学研究所 計算科学計算センター
協賛:大阪大学サイバーメディアセンター
           公益財団法人 計算科学振興財団
           神戸大学計算科学教育センター
           東北大学サイバーサイエンスセンター
           京都大学学術情報メディアセンター
           筑波大学計算科学研究センター

<参加登録>

参加費:  無料(意見交換会は会費制)
参加登録: 申込みフォームを使う または メールを使う
定員:   60名
〆切:   2018年11月30日(金)

<プログラム>

13:30
- 13:40

 開会(受付開始13:00

13:40
- 14:40

 Fortran + Pythonによるアプリケーション開発

 理化学研究所計算科学研究センター 中尾昌広

 概要:Pythonは,文法がシンプルなのでコードの可読性が高く,また多種多様なライブリがあるため,プログラミング言語の人気度ランキングで常に上位にランクインされています.本発表では,PythonのライブラリとFortranの資産を有効活用するために,FortranPythonの連携方法について紹介します.

 
14:40
- 15:40

 Python による Fortran プログラムの利用術
 ~プログラミングが不得意なあなたへ~

 (株)ハイドロ総合技術研究所 本田 宏明

 概要: レガシーなFortranプログラムを改変しようとする場合,特にプログラミングに不慣れな人が元のコードを変更することは,なかなか難しいことが多い.これに対し,Pythonを利用すると,一段と開発コストを下げることが可能となる.具体的には量子化学計算プログラムを対象とし,FortranプログラムのPythonからの呼び出しや,プログラム実行中に読み書きの対象となるデータ,いわゆるfort.* ファイルの読み書きの具体例を示すことで,PythonFortranの共生といった世界への後押しをしたい.

15:40
- 16:00

 休憩

16:00
  - 16:30

FortranCとの相互利用

 NEC AIプラットフォーム事業部 林 康晴

 概要:Fortran 2003から導入された,FortranプログラムとCプログラムを相互利用するための仕様について解説する.

16:30
 - 17:20 

 フリーディスカッション

17:20
 - 17:30

 閉会

18:00
 - 20:00

 意見交換会


<意見交換会について>

場所:アジアンダイニングバー SAPANA(サパナ)
  :同じ秋葉原UDXビル2階(03-3527-1771
  :http://sapana-group.com/akihabara/
会費:一般 3,000円,学生 1,500円.
 
参加のお申込みは,シンポジウムの参加登録と同時にお願いします.変更はメールで受け付けます.
参加登録時には不参加とされた方も,参加されたい場合はお気軽にメールで連絡ください.

会費は,シンポジウム会場の受付けでお支払いください. 

<お問い合わせ>

 申込みフォームのトラブル,その他のお問い合わせは,以下のアドレスまで.
 hpfpc-sympo <at> googlegroups.com   ※<at> を @ に変える